初めてミニチュアダックスを迎えることを決めたあなたにとって、準備する物はたくさんあります。
彼らとの生活をスムーズにスタートするためには、適切なアイテムを揃えることが不可欠です。
まず何を揃えるべきか迷ってしまうかもしれませんが、心配はいりません。
この記事では必要なグッズからを一から十まで全て紹介しています。
初めてのペットを迎える不安を少しでも和らげるために、しっかりと準備をしておきましょう!
これから初めてミニチュアダックスを飼う時に必要なもの全部教えます!
犬小屋(ハウス):クレート・キャリー
ハウスは犬にとって安心できる場所となるものです。
自分だけの場所として落ち着いて過ごすために必要で、クレート・キャリーの2種類が一般的。
クレートは硬い材質で安定感のある商品の事を指し、キャリーはバック全般の事を言います。
どちらか一方を用意してもいいですが、室内用と移動用でクレートとキャリーどちらも用意するのがおすすめです。
クレートは汚れても水洗いできて便利ですが、移動となるとかさばるし重い。
ただ、硬い材質でできているため安定性があり、災害時や車移動の際に重宝します。
キャリーは柔らかいバック型がおすすめで、持ち運び時もカドが足に当たったりしませんし、たすき掛けにして手をフリーにすることもできるため便利です。
どちらも毛布やタオルを敷いてあげると、安心できる寝床として使ってくれるようになります。
毛布やタオルは普段使っているものを入れると、飼い主の匂いがするのでより安心してくれます。
こちらの記事も合わせて読まれています
ケージ(サークル)
ケージは主に長方形の檻になっているもので、サークルは柵同士を繋ぎ合わせ、レイアウトを自由に変えられるものです。
ケージの場合、上記で紹介したクレートやキャリーが入らないことが多いので、替わりにベッドを用意することが多いです。(ベットは次で解説)
Mダックスは胴長なためか柵を乗り越えることがあります。(経験上)
Mダックスをこれから飼うのであれば、ケージは天井があるタイプ、サークルは柵の高さが高いものを選ぶのがおすすめです。
ケージ・サークルは『自分だけのプライベート空間』となるため、留守番をしない環境で飼う際でも用意した方がいいでしょう。
留守番時に窮屈な思いをさせたくないならサークルがおすすめ。
こちらの記事も合わせて読まれています
⇒【脱走防止】天井付きのおすすめケージはこちら
⇒【脱走防止】高さの高いおすすめのサークルはこちら
ベッド
ベッドはクレートやキャリーと同じように、寝るための場所として必要なものになります。
寝ている時にリラックスできる場所としてベッドも用意してあげることで、犬も安心して過ごせるようなります。
Mダックスはあご置きかへそ天で寝ることが多いので、ベッドは少し大きいぐらいがちょうどいいです。
うちの場合、ドーム型のベットは不評で全然使ってくれなかったので、ベッドはクッションタイプのものがおすすめです。
こちらの記事も合わせて読まれています
⇒【快眠】Mダックス達が超お気に入りのおすすめベッドはこちら
トイレ(トレー・シート・マット)
トイレは決まった場所で排泄をさせるために必要です。
トイレがないと部屋のそこら中で排泄してしまい、家具・壁・床が大変なことになってしまいます。
飼い始めのころは犬がトイレを覚えておらず、シートをそのまま敷くとボロボロにしてしまいがちです。
ですので、最初はシートを挟むタイプのメッシュ付きトイレトレーがおすすめです。
また、Mダックスは前足だけトレーに入り、後ろ足はトイレから出ている(結果シートの上で出来てない)ことが多いので、トイレトレーは大きいもの&トレー周りには撥水加工のマットを敷いておきましょう。
「身体半分出てるで!」はMダックスあるあるです。
こちらの記事も合わせて読まれています
⇒【はみ出し軽減】Mダックスにおすすめのトイレトレーはこちら
⇒【はみ出し対策】Mダックスにおすすめのトイレシート・トイレマットはこちら
食事関連の必須アイテム
ドッグフードとその選び方
ドッグフードは犬にとって大切な栄養源となります。
ドッグフードを選ぶ際のポイントは3つ。
- 年齢(ステージ)に合ったもの
- 健康状態(アレルギー等)に合ったもの
- 愛犬の好き嫌いに合ったドッグフード
以上に気を付けてフードを選んであげてください。
チーズが好きな子・小魚が嫌いな子・何でも好きな子と、同じMダックスでも好き嫌いが違うので、最初は色々試してあげるのがおすすめです。
また、子犬のうちはのどに詰まらないように、ドライフードをお湯でふやかしたり、粒を少し砕いてあげましょう。
こちらの記事も合わせて読まれています
⇒【市販・通販】Mダックスにおすすめのドックフードとトッピング
フードボウルとウォーターボウル
ドッグフードを入れるフードボウルと水を入れるウォーターボールも必要です。
他の犬種はわかりませんが、Mダックスはボウルを床置きにするとむせることが多いので、高さや角度がついたボウルを選びましょう。(ボウルが入る台でも可)
また、ボウルは常に清潔にしておく必要があるので、材質は水洗いしやすい陶器かステンレスがおすすめです。
こちらの記事も合わせて読まれています
⇒【1台2役】お留守番に最適なおすすめの自動給餌器はこちら
⇒【お留守番に最適】自動給餌器とセットで使いたいおすすめの自動給水器はこちら
おやつ
おやつはコマンドトレーニング(お手やおすわり等)のご褒美や、ストレス解消・飼い主とのコミュニケーションを目的として与えます。
おやつは「必ず与えなければいけない」といったものではありませんが、歯みがきのケアやしつけ、お薬を飲ませる時に役に立つので、用意しておいたほうがいいでしょう。
おやつは与えすぎると太ったりご飯を食べなくなったりするので、しつけ以外は適量を決まった時間にあげるのがおすすめです。
子犬のうちはボーロや子犬用ちゅ~るがいいですよ。
お散歩時の必需品
リードとハーネスの選び方
ワクチン接種後、お医者さんから外出OKの許可が出るといよいよお散歩デビューです。
オーソドックスな首輪にリードのセットでも構わないと思いますが、個人的におすすめなのが「ハーネス」です。
首輪と比べると犬の制御しづらいものの、身体から抜けにくく脱走の危険性が低いのが特徴。
また、ハーネスは胴回りを包む構造で力が満遍なく伝わる安心感があり、首輪と違い首を絞めることがないため身体への負担が少なく安全性が高いです。
お散歩デビューは生後3~4ヵ月くらいにできるので 、リードやハーネスを事前に準備しておくとスムーズにお散歩デビューできます。
こちらの記事も合わせて読まれています
⇒【抜けにくい】お散歩に最適なおすすめのハーネスはこちら
散歩バッグと必要なグッズ
リードをハーネスが用意できたらお散歩バッグとお散歩に必要なグッズも用意しておきましょう。
お散歩に必要な基本グッズはこの4つ
- うんち用ゴミ袋
- 水を入れたペットボトル
- ウェットティッシュ(お尻を拭く用)
- ポケットティッシュ(うんち取る用)
お散歩は基本的に毎日行くものなので、これらのグッズが入り尚且つ取り出しやすい機能性のあるバッグがおすすめです。(グッズは100均でも全然使えます)
また、必要グッズとは別に、万が一の事も考えて迷子札をハーネスや首輪に付けておきましょう。
こちらの記事も合わせて読まれています
⇒【機能性◎】お散歩に最適なおすすめのお散歩バッグと便利グッズはこちら
グルーミングと健康管理
「グルーミング」とは、ブラッシングやシャンプー・爪切り・耳掃除・歯磨きなどのお手入れ全般の事を指します。
グルーミングは健康維持・管理の面で大切な役割があります。
身体をブラッシングすることで血行促進や新陳代謝に繋がり、同時に身体の状態をチェックすることで病気の早期発見にもなります。
また、飼い主さんとのスキンシップにもなる大切な行動になります。
ブラシとシャンプー
ブラッシング用のブラシは数種類あり、針金タイプやラバータイプが一般的です。
針金などを使っているハードタイプブラシは、上手にやらないと犬が痛い思いをすることもあるので、最初は素材がラバーのソフトタイプがおすすめです。
ラバーブラシにはブラシ型だけじゃなく、手袋にラバーブラシがついているものもあり、撫でるときと同じ感覚でブラッシングができます。
ブラッシングは怖がる子もいるので、色々試してみてお気に入りのブラシでブラッシングしてあげましょう。
また、シャンプーは必ず犬用のものを使用しましょう。
人間用のシャンプーだと洗浄効果が強すぎてバリア機能が破壊されやすく、皮膚トラブルの原因となる可能性があります。
こちらの記事も合わせて読まれています
⇒【タイプ別】ブラッシングに使うブラシの種類と選び方はこちら
爪切りと歯磨きグッズ
爪は伸びすぎるとカーペットや寝具などに引っかかり、怪我や出血の原因になり危険です。
また、歯磨きも頻度が少ないと虫歯や歯周病の原因にもなります。
動物病院やトリミングサロンで爪切りや歯磨きをしてもらえますが、できれば家でもできるようしておくと安心です。
爪切りはニッパータイプとギロチンタイプがありますが、ニッパータイプは爪を徐々に切るため、力加減を間違うと完全に切れない危険性があります。
爪切りは大体の子が嫌がるので、短時間で「パチン!」と一気に爪を切れるギロチンタイプがおすすめです。
どうしても爪切りを嫌がる時は、爪を削って短くするヤスリタイプもあるので、切るのが困難な時はヤスリを検討してみてください。
歯磨きは人間と同じく、犬用のハブラシと歯磨き粉を用意しましょう。
歯磨きも爪切りと同じく嫌がる子が多いので、どうしてもハブラシが難しい場合は歯磨きシートで代用してみてください。
こちらの記事も合わせて読まれています
⇒【初心者向け】Mダックスにおすすめの犬用爪切りはこちら
最寄りの動物病院の確認
初めて犬を迎える際に様々なグッズを用意することも重要ですが、何かあった時にすぐに病院へ連れて行けるよう、家からの最寄りの動物病院を調べておくことも大切です。
- 「営業日・時間」
- 「iPet保険・アニコム保険の保険証が使えるか(加入者のみ)」
- 「爪切りのみでも可か」
- 「夜間診療は行っているか」
- 「支払方法は現金以外に何があるか」
- 「グーグルマップや口コミサイトでの評価」
少なくとも上記の点は事前に調べておきたいところです。
また、セカンドオピニオンとしてメイン病院の他に、サブの病院も調べておくことをおすすめします。
最近はPayPayで支払える動物病院も増えています。
家の安全対策
防音対策
Mダックスを飼うなら「室内犬」になるので、家の中での生活がほとんどです。
戸建てならそこまで気にする必要はありませんが、マンションとなると下の階への防音対策をしておくと、後々のトラブルを回避しやすいです。
防音対策といっても大掛かりな工事をするわけではなく、多少厚みのある滑り防止のカーペットやマットを敷くだけで足音が響きにくくなります。
家具周りの見直し
Mダックスは特に腰に負担をかけないように気を付けてあげなければいけません。
脚の高いベットやソファはローにしたり、階段(スロープ)を用意してあげましょう。
また、室内でのボール遊びなどでぶつけて怪我をしてしまわないよう、タンスや衣装ケースを柔らかい素材のものに変えたり、コーナーガードやコーナークッションを付けておくのがおすすめです。
コーナーガードやクッションはホームセンター・通販サイトでも売っているので、ペット用品を買う時に一緒に購入しておきましょう。
子犬~成犬になるまでの歯の生え変わりで家の柱(壁の角)を噛んでしまう子もいるので、対策はしっかりしておいた方がいいです。(賃貸は特に)
これで安心、ミニチュアダックスとの豊かな生活始めましょう
以上が「これからMダックスを飼う時に必要なもの全て」になります。
一緒に生活していくと他にも必要なものが出てくると思いますが、最初はここで書いているグッズなどを準備しておけば大丈夫です。
飼い始めは用意する物も多く、お金も時間もかかり苦労することも多いですが、そのぶん楽しい日々がたくさん待っているので、全力で可愛がってあげてくださいね^^